登録理美容師

生きがいを創造する「美容福祉」へ
生きがいを創造する「美容福祉」へ

 酷暑が続く8月27日、NPO全国介護理美容福祉協会は、山野美容専門学校教室で「第12回登録美容師の集い」を開催しました。全国各地で訪問美容に取り組んでいる美容師とNPO関係者ら76人が参加しました。埼玉県入間市の成田夏子さんは5カ月の長男と一緒で、初の親子参加でした。
 北村秀敏・事務局長が歓迎の開会挨拶の後、福島清・専務理事が、訪米中の山野正義・理事長に代わって次のように挨拶しました。
「『美容福祉技術講習』受講者は今年8月現在、2,102人、各地で訪問美容を実践している登録美容師は1,243人、山野美容専門学校と山野美容芸術短大で美容福祉基礎を学んだ学生は10,262人となっています。政府の社会保障予算削減方針のもとで、2019上半期には老人福祉・介護事業の倒産が55件も発生しています。こうした超高齢社会を取り巻く状況の改善を政府に求めていくべきです。先の全英女子オープンゴルフで優勝した渋野日向子選手はスマイリング・シンデレラと呼ばれ、人々の共感を得ました。優れた技術があっての笑顔こそが人々の心身を明るくします。美容福祉の知識と技術を備えた『スマイリング・美容師』として超高齢社会の福祉向上のために、みなさんのご活躍を期待します」。

 事例報告は、①久保山一美さん(千葉県)「市町村が運営するコミュニティ施設内での活動」、②宮寺那奈さん(東京都)「個々の登録美容師がチームを組み公的な施設での連携・協働・共創による活動」、③山下玲子さん(愛知県)「美容サロンから多目的コミュニティサロンへの展開」、④杉本剛英さん(東京都)「美容サロンで行う美容福祉活動を地域とつなぐ」の4件で、今後の活動の糧になる内容でした。



「人間の尊厳を守る」活動を報告

 午後の基調講演は、島田療育センター療育部療育長・岩井理(みち)さんの「暮らしに調和する美容福祉を求めて~訪問理美容の高い専門性と施設職員の役割」でした。重度の障がいをもった方々に対する訪問美容が、人間の尊厳を守る素晴らしい活動であることを報告し、参加者に感銘を与えました。
 続いて10のグループに分かれて、経験交流を深め、問題点や課題をまとめました。
 閉会後、ヤマノタワー27階のクラブ・オンリー・ワンで懇親会を開催して、交流を深めました。

 みなさまのますますのご活躍を期待します。
来年、またお会いしましょう。

理美容福祉の必需品
  • すいコ〜ム
  • ハッピーシャンプー