第16回 登録理美容師の集い

第16回登録理美容師の集いを無事開催することができました。これは全国各地で訪問理美容に取り組まれている登録美容師のみなさまはじめ、多くの関係者のご尽力の賜です。心から感謝申し上げます。
今年6月初め、2022年度の日本における出生数が77万747人で、統計開始以来、初めて80万人を割ったことが大きなニュースでした。一方で日本全国での死亡者は、156万8961人で、単純に79万8214人が減少したことになりました。これは、今年4月時点での山梨県の総人口が、79万6231人ですので1年間で山梨県の人がそっくり無くなったことになります。昨年は、56万人ほどの減少で鳥取県の人口に匹敵するとの事でした。このデータが示すように、日本社会においては、少子高齢化が想像以上の勢いで進んでいることが明らかになっています。
学校法人山野学苑は、こうした少子高齢化社会がくることを想定して、1999年に山野美容芸術短期大学に「美容福祉学科」を開設し、「健康面に配慮しつつ『身だしなみ』『おしゃれ』を積極的に取り入れて高齢者、障がい者の自立、個性豊かな生活を達成するための研究と教育」を開始しました。そしてこの美容福祉理論に基づき、理美容室に来店困難な障がい者や高齢者に対して、安心で安全な理美容サービスを提供することを目的に、2002年にNPO全国理美容福祉協会を設立して現在にいたっています。
美容やファッションは、これまでは比較的年齢層の若い人たちが対象の中心でしたが、高齢化の進行に伴い、これまで以上に高齢者を意識した美容活動が美容業界全体の発展に繋がるものと確信しています。また、理容所・美容所に来ることが出来ない高齢者、障がい者は、訪問しての美容施術を心待ちにしていることがデータ上からも明らかになっていますので、これまで以上に訪問理美容が求められる時代になりました。
本日は、日頃から、訪問理美容等の施術で活躍されている先生方にお集まり頂いております。参加者の皆さんにとって、今日一日が有意義な時間となりますとともに今後、益々のご活躍を祈念申し上げ簡単ですが、開会挨拶にかえさせて頂きます。
事務局長 荻野 道人